2022.12.30 06:59
NY株反発、345ドル高 長期金利低下で買い優勢
ニューヨーク証券取引所
【ニューヨーク共同】29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比345・09ドル高の3万3220・80ドルで取引を終えた。米長期金利が低下傾向となり、相対的に割安感が意識されたIT株などが買われて相場を押し上げた。
朝方発表の米週間失業保険申請件数が前週から増加したことも買いを誘った。利上げが労働市場に影響を与え始めているとの見方から、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を和らげるとの期待が高まった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も反発し、264・80ポイント高の1万0478・09。