2022.12.29 10:30
中国船の確認、年間最多334日 尖閣周辺の接続水域
11月に海上保安庁が公表した、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域を航行する76ミリ砲搭載の中国海警局の艦船(第11管区海上保安本部提供)
沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で29日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは11日連続で、年間最多の計334日となった。2020年の計333日を上回った。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載。領海に近づかないよう巡視船が警告した。