2022.12.28 22:06
看護学校で教員がパワハラ 千葉・木更津、モラハラも
准看護師を養成する「木更津看護学院」(千葉県木更津市)は28日、教員が生徒をばかにしたり人格を否定したりするなどの暴言を吐くパワーハラスメントやモラルハラスメントがあったと明らかにした。昨年以降に学生の多くが自主退学し、学校側が第三者委員会を設置して調査。一部はハラスメントが原因で退学したと認定した。
学校によると、今年3月までに当時の1年生38人のうち15人が退学するなど、全体の約3割が自主退学した。ハラスメントをしていたのは40代と50代の女性教員の2人で、「低レベルだ」「辞めた方がいい」などと暴言を吐いていた。2人は退職する予定だという。