2022.12.28 16:54
奪還・復興の意思、議会で表明へ ゼレンスキー氏がビデオ声明
26日、ウクライナ東部ドネツク州アブデーフカ近郊でフランスの自走砲「カエサル」を発射するウクライナ兵(AP=共同)
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は27日のビデオ声明で「われわれは、来年に向けた防衛・治安部隊の準備を進めている。重要な1年になる」と指摘。「国家目標について共通認識を持つべきだ」と述べ、領土奪還や復興などの重要課題についての意思をウクライナ最高会議(議会)で近く表明する意向を明らかにした。
また、東部ルガンスク州のガイダイ知事は28日までに、ウクライナ軍が同州の拠点都市クレミンナ奪還に向け前進しているとの認識を表明。同市を占拠するロシア軍の部隊が南東数キロへ撤退を強いられたと指摘した。