2022.12.28 16:48
大阪梅田の再開発、他社とも連携 阪急阪神HD嶋田次期社長
インタビューに応じる阪急阪神HD次期社長の嶋田泰夫副社長
阪急阪神ホールディングス(HD)の社長に来年3月就任する嶋田泰夫副社長(58)が28日、共同通信のインタビューに応じた。老朽化した「大阪新阪急ホテル」など3施設を一挙に刷新する阪急大阪梅田駅周辺の大規模再開発について「他社や自治体と連携協力しながら、梅田全体の価値を高めたい」と述べ、地域一体で計画の具体化を加速する考えを示した。
阪急阪神HDは、早ければ2035年度ごろの開業を目指す。嶋田氏は、10月に再開発の内容を議論するチームを立ち上げたと明かし、「(再開発が相次ぐ梅田でも)一番遅く、一番大きいエリアだ。国際的な交流の拠点に位置付けたい」と強調した。