2022.12.27 19:27
2月、ガス・電気代1~2割下げ 全14社で抑制策
電力と都市ガスの大手計14社が27日発表した来年2月検針(1月使用)分の料金は、全社が値下げとなった。1月の料金と比べた値下げ幅は電気代で約2割、ガス代で約1割に相当する。政府による電気・ガス代の抑制策を反映した。
標準的な家庭の電気料金は、東京電力が1820円、九州電力は1750円値下げする。他の電力8社もそれぞれ1610~1820円引き下げる。
ただ東北、北陸、中国、四国、沖縄の5電力は来年4月から3~4割程度値上げする方針で、値上げを申請済み。値上げ幅が政府補助による値下げ効果を上回る可能性がある。東電や北海道電力も申請に向け準備を進めている。