2022.12.28 08:32
56キロ!マグロ解体に行列 道の駅感謝祭にぎわう 高知県大月町
家族連れらが見守ったマグロの解体(大月町弘見の道の駅ふれあいパーク大月)
新型コロナウイルス禍で中断し、3年ぶりの開催。人気の解体ショーには56キロのマグロが登場し、調理人が大トロや中トロなど約300個のさくに切り分けた。来場者は豪快な包丁さばきを見守り、「脂が乗っている」などの声を上げていた。
頭や中落ち、かまは、希望者がじゃんけんで購入を争った。頭の肉を買った平岡美香さん(38)=宿毛市二ノ宮=は「目玉は煮付けにしてみようかな。どんな味か楽しみ」と笑顔。吾川郡いの町から訪れた徳弘詔三さん(66)は中トロと赤身を買い求め「大月町の魚は新鮮でおいしい。お正月を待たずに食べてしまいます」と話していた。
このほか同町のブランド豚肉「力豚(りきぶた)」を使った豚汁200人前が振る舞われるなどし、来場者は地元の味を堪能していた。(坂本 出)