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2022.12.26 16:55

日興証券に罰金10億円求刑 追徴は44億円、相場操縦事件

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 東京地裁などが入る裁判所合同庁舎の「裁判所」プレート

 SMBC日興証券の相場操縦事件で、金融商品取引法違反の罪に問われた法人としての同社と、元幹部杉野輝也被告(57)の論告求刑公判が26日、東京地裁で開かれ、検察側は同社に罰金10億円、追徴金約44億4100万円、杉野被告に懲役1年6月を求刑した。弁護側はそれぞれ寛大な判決を求めて結審した。判決は2月13日。


 検察側は論告で「(同社は)法を率先し順守する立場なのに、杉野被告らは高度で専門的な知識を悪用し、市場をほしいままに操作した。大規模かつ組織的で類を見ないほど悪質だ」と強調した。同社の弁護側は経営陣が反省し、十分な社会的制裁を受けているなどとした。

(c)KYODONEWS

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