2022.12.26 16:23
皇居に松竹梅の「春飾り」 新年へ準備着々
新年の皇居などに飾られる盆栽「春飾り」の準備をする宮内庁職員ら=26日午前、皇居(代表撮影)
新年に皇居・宮殿や天皇ご一家の住まいの御所などに飾られる伝統の盆栽「春飾り」の準備が大詰めを迎え、宮内庁は26日、作業の様子を報道陣に公開した。
春飾りは、松竹梅やセンリョウ、マンリョウなど縁起の良い草木を寄せ植えし、樹齢150年を超える梅の古木も使われる。大型のものは高さ約2メートルになる。
この日、皇居内で庭園課の職員らが盆栽の根元にコケを丁寧に張り、川をイメージした白い砂を敷いた。
出来上がった春飾りは、東京・元赤坂の赤坂御用地にある上皇ご夫妻の住まいの仙洞御所や各宮邸、皇居の宮内庁庁舎に置かれる予定という。