2022.12.23 17:04
高校総体、合同チーム出場を検討 少子化で部員減、9競技
徳島市で開かれた全国高校総体の総合開会式=7月28日
全国高校総合体育大会(インターハイ)のラグビーやバスケットボールなど9競技で、複数校による合同チームでの出場を認める方向で検討が進んでいることが23日、主催する全国高校体育連盟(高体連)関係者への取材で分かった。少子化による部員減に伴う措置で、早ければ2023年度から実施する。
対象競技はこの他に水泳(水球)、バレーボール、ハンドボール、サッカー、ソフトボール、ホッケー、スケート(アイスホッケー)で、部員を確保できずチームを組めない事例が増えている。
現在のインターハイ開催基準要項は、学校が統廃合される前の2年間に限り、合同チームによる参加を認めている。