2022.12.23 13:09
議会襲撃、トランプ氏の責任強調 米下院特別委の最終報告書
トランプ前米大統領(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】昨年1月の米議会襲撃を調査する下院特別委員会は22日、最終報告書を公表した。トランプ前大統領が2020年大統領選の結果を覆そうと選挙不正の主張を流布し、議会に向かうよう支持者を扇動したと指摘。暴徒化した支持者が議事堂に乱入したのを知りながら止めなかったと批判し、トランプ氏の責任を強調した。
特別委は約1年半かけて前政権高官を含む約千人から聞き取り調査を実施しており、最終報告書は800ページ超に及ぶ。今月19日、トランプ氏の行為が反乱扇動など四つの容疑に該当するとして刑事訴追するよう司法省に要求していた。