2022.12.23 06:32
米上院、歳出法案可決 国防費最大、アプリ禁止も
上院での歳出法案可決後に記者会見する米民主党のシューマー院内総務=22日、ワシントン(AP=共同)
【ワシントン共同】米議会上院は22日、2023会計年度(22年10月~23年9月)の連邦政府の歳出関連法案を可決した。歳出総額は1兆7千億ドル(約220兆円)規模で、うち国防費が過去最大となる約8580億ドルを占める。ウクライナ支援のほか、政府所有端末での中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の利用禁止案も盛り込んだ。
採決は賛成68、反対29となり、与党民主党に加えて野党共和党の一部議員も賛成した。下院でも近く採決し、可決すればバイデン米大統領が署名して成立する。