2022.12.22 15:33
中国、WHO懸念に反発 コロナ対策、情報公開を強調
22日、記者会見する中国外務省の毛寧副報道局長=北京(共同)
【北京共同】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が中国の新型コロナウイルスの流行に懸念を示し、詳細な情報提供を求めたことに対し、中国外務省の毛寧副報道局長は22日の記者会見で「中国は一貫して透明性のある情報を発表し、WHOにも報告してきた」と反発し、テドロス氏の今回の発言には応じない立場を示した。
一方、米政府が中国への支援の用意があると表明したことについて、毛氏は21日「ワクチン接種を秩序よく進めており、薬品や検査キットも需要を満たしている。中国人民が力を合わせて対応する」と述べ、外国の支援を受ける予定はないとの見通しを示した。