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2022.12.20 17:07

「黒い雨」在外被爆者を認定 被害救済、周知が課題

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 在外被爆者の健康相談=11月、米ロサンゼルス

 広島原爆の「黒い雨」被害者救済のため4月に始まった新たな認定基準の下で、広島市が米国在住の女性を在外被爆者として認定したことが20日、市への取材で分かった。黒い雨の被害を受け、海外に移住するか祖国に戻った人も多くいるとみられ、海外での周知が課題となっている。


 厚生労働省は、昨年7月の広島高裁判決が確定したことを受け、新たな被爆者認定基準を設けた。黒い雨に遭ったことが確認でき、11種類の疾病のいずれかを発症していることが要件。


 広島市は昨年12月、米ロサンゼルスの日本総領事館を通じ、現地在住の80代女性から申請を受理。今年10月に被爆者健康手帳を郵送した。

(c)KYODONEWS

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