2022.12.19 22:57
拘束具との因果関係なしか 勾留男性死亡で大阪府警
大阪府警浪速署の留置場で、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕し、自殺や自傷を防ぐ拘束具を一時使用して勾留した40代男性容疑者が死亡したことについて、署は19日、拘束具との因果関係はないとみられるとする所見を解剖医から得たと明らかにした。拘束具を外してから男性の体調が変化するまで約9時間たっていたことなどが理由という。
ただ、死因は不詳のまま。解剖の結果、うっ血などが男性の臓器に確認されており、署は病理検査などでさらに調べる。
署によると、男性は覚醒剤を所持した疑いで14日夜に現行犯逮捕された。