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2022.12.19 21:46

はだしのゲン作者しのぶ、広島 没後10年、カフェで上映会

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 漫画「はだしのゲン」の作者で被爆者の中沢啓治さんをしのび開かれた映像作品の上映会=19日午後、広島市

 漫画「はだしのゲン」の作者で被爆者の中沢啓治さんが73歳で亡くなって10年となる19日、晩年の中沢さんが自身の半生を語る映像作品「はだしのゲンが見たヒロシマ」の上映会が広島市内のカフェで開かれ、参加者が中沢さんをしのんだ。


 中沢さんは6歳の時に爆心地から約1・2キロで被爆した。父、姉、弟が犠牲となり、原爆投下当日に生まれた妹も数カ月後に亡くなった。戦後、漫画家として原爆や戦争をテーマにした作品を多く手がけ、広島市内の病院で2012年12月19日に肺がんで死去した。


 作品では中沢さんが、被爆当時の自宅があった場所などを巡りながら思いを語る。

(c)KYODONEWS

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