2022.12.19 20:18
中部電力に759億円納付命令 海外事業を巡りメキシコ税務当局
中部電力は19日、出資する発電会社JERA(ジェラ)に承継した海外事業などを巡り、メキシコの税務当局から計95億ペソ(約759億円)の納付を命じる通知を受け取ったと発表した。通知は17日付で、中部電は課税が不合理だとし、不服申し立てを行う方針。
中部電は2016年7月、メキシコを含むさまざまな国で投資事業を手がけるオランダの子会社をJERAに承継。21年6月にメキシコの税務当局から調査を受けた。
税務当局は、メキシコでガス火力発電事業に投資していたオランダの子会社について15年12月末の純資産額を課税対象としているという。