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2022.12.18 20:57

ローマ教皇、就任時に辞表用意 13年、職務不能への備え

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 2021年12月、バチカンのサンピエトロ大聖堂のバルコニーから手を振るローマ教皇フランシスコ(AP=共同)

 【ローマ共同】ローマ教皇フランシスコ(86)は、健康上の問題などで職務が続けられなくなった場合に備え、教皇に就任した2013年に、辞表に署名して当時の国務長官(首相に相当)に預けたと明らかにした。スペイン紙ABCが18日、インタビュー内容を報じた。


 教皇は辞表の存在を公にするのは初めてとした上で、後任の国務長官に「引き継がれているだろう」と述べた。同様に辞表を用意していた例として、パウロ6世(在位1963~78年)らを挙げた。


 教皇は膝に痛みがあり歩行が困難になっているが、健康状態に問題はないとされる。

(c)KYODONEWS

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