2022.12.16 15:55
米原子力空母が横須賀帰港 長期航海終え3カ月ぶり
長期航海を終え、米海軍横須賀基地に帰港する原子力空母ロナルド・レーガン=16日午前、神奈川県横須賀市
米海軍の原子力空母ロナルド・レーガンが16日、約3カ月の長期航海を終え、拠点とする神奈川県横須賀市の米海軍横須賀基地に帰港した。補給やメンテナンスが目的。レーガンを軸とする第5空母打撃群の司令官、ドネリー少将が取材に応じ、北朝鮮や中国を念頭に、インド太平洋周辺での軍事演習の重要性を指摘した。
ドネリー少将は、長期航海で日韓のほか、オーストラリア、インド、フィリピンなどの海軍と作戦や演習を実施したと強調。「インド太平洋地域で直面する課題に対処する能力があることを示すために重要だ」と意義を述べた。
基地ではこの日、乗組員の家族らが歓声を上げて出迎えた。