2022.12.16 09:01
固体燃料エンジン実験成功 北朝鮮報道「高出力」開発
15日、北朝鮮北西部東倉里で行われた高出力の固体燃料エンジンの地上燃焼実験(朝鮮中央通信=共同)
【北京共同】北朝鮮メディアは16日、戦略兵器開発を担当する国防科学院が15日午前に金正恩朝鮮労働党総書記の指導の下、北西部東倉里の「西海衛星発射場」で、140トンの重量物を上昇させることのできる高出力固体燃料エンジンの地上燃焼実験を行い、成功したと報じた。現場の写真も公開した。
北朝鮮は、発射直前の燃料注入作業が不要で迅速な発射が可能な固体燃料エンジンを使う大陸間弾道ミサイル(ICBM)の開発を目指しており、実現へ近づいていると強調する意図があるとみられる。