2022.12.15 09:55
インフラ復旧へ専門家派遣を要請 ゼレンスキー氏、国連事務総長に
14日、ウクライナ・キーウで、ロシアのドローン攻撃で破壊された建物の周囲を調べる警察官ら(ロイター=共同)
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、グテレス国連事務総長と電話会談し、ロシアの攻撃を受けている電力インフラの復旧に向け早急に専門家を派遣するよう要請した。ウクライナ各地で停電が続いており、ゼレンスキー氏はビデオ声明で「わが国の重要インフラに関し、派遣団を組織すべく取り組んでいる」と述べた。
また14日に中部キーウ州を狙ったロシアの無人機攻撃で、飛来した13機全てを撃墜したと表明。「防空システムの大きな進歩だ」と評価した。
ロシアが一方的に併合を宣言した南部ザポロジエ州では、メリトポリのロシア軍拠点などにウクライナの攻撃が相次いでいる。