2022.12.15 09:31
フィジー総選挙、開票続く 集計混乱後、与党首位に
8月、ニューヨークの国連本部で演説するフィジーのバイニマラマ首相(国連提供・共同)
【シドニー共同】南太平洋フィジーで14日行われた総選挙は一夜明けた15日も開票作業が続いた。選管が15日朝(日本時間未明)に発表した暫定集計によると、バイニマラマ首相率いる与党で多民族主義政党のフィジーファーストが約46%の票を獲得し先行。ランブカ元首相の野党、人民連盟が約33%で追っている。
選管が14日夜に発表した序盤の集計では、人民連盟が4割以上得票し、フィジーファーストを大きく上回った。だが選管はその後「集計システムの入力に誤りがあった」との理由で、発表を中断していた。選管は、暫定集計はこれ以上発表せず、18日までに最終結果を明らかにするとした。