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2022.12.15 05:09

米FRB、利上げ0・5%に縮小 景気悪化に配慮

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 記者会見する米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長=14日、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米FRBは14日、金融政策を協議するFOMCで主要政策金利を0・5%引き上げることを決めた。前回11月まで4会合連続で0・75%引き上げていたが、物価の上昇スピードが減速していることから過度に景気を悪化させないように配慮した。今回の利上げ局面で上げ幅の縮小は初めて。


 利上げ局面の「天井」となる2023年末の金利は5・1%と予測し、9月予測時点から引き上げた。理論的には今後計0・75%程度の利上げが必要となる。パウエル議長は記者会見で「インフレ率を長期的に2%に戻すため、継続的な利上げが適切だろう」と指摘。来年中の利下げは否定した。

(c)KYODONEWS

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