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2022.12.15 00:00

新人の週刊連載に準備金2百万円 小学館、漫画家支援を制度化

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 小学館「週刊少年サンデー」の大嶋一範編集長(左)と「週刊ビッグコミックスピリッツ」の石田貴信編集長=東京都千代田区

 小学館の人気漫画誌「週刊少年サンデー」と「週刊ビッグコミックスピリッツ」が、誌上での週刊連載が決まった新人漫画家に最大200万円を支払う経済支援策「新人週刊連載準備金」を始めることが14日分かった。


 漫画業界では、これまでも準備金を渡すケースはあったが、編集部側が制度化し金額を明言することは珍しく、新人が安心して制作に取り組める環境を支える試みだ。


 主な支給条件は、初めての週刊連載を、両誌いずれかの紙媒体で始める新人であること。週刊少年サンデーの大嶋一範編集長は「『連載貧乏』という業界の言葉もありますが、新たな才能を精いっぱい応援していきたい」と語る。

(c)KYODONEWS

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