2022.12.14 12:33
寺田前総務相の告発状を提出 広島の市民団体、地検に
寺田稔前総務相
広島県の市民団体「呉市・政治とカネ問題をただす会」は14日、政治資金問題で更迭された寺田稔前総務相(衆院広島5区)が政治資金規正法(収支報告書虚偽記入)や公選法に違反しているとして、広島地検に告発状を提出した。森岡宏寿会長(82)は記者団に「総務大臣としての職責を逸脱した行為で、議員辞職すべきだ」と訴えた。
告発状によると、寺田氏の二つの政治団体が2018~21年、寺田氏の妻に事務所の家賃を支払ったとされることや、故人を会計責任者とする政治資金収支報告書を提出していたこと、21年10月の衆院選で選挙運動員に金銭を支払ったことが違法だとしている。