2022.12.13 16:05
太陽光義務化の条例案成立へ 都議会、環境・建設委員会で可決
東京都議会の環境・建設委員会は13日、全国で初めて新築一戸建て住宅への太陽光パネル設置を義務化する制度の関連条例改正案を賛成多数で可決した。15日の本会議で成立する見通しで、設置事業者支援や住民周知のための準備期間を経て、2025年4月から新制度が始まる。
都によると、住宅など延べ床面積2千平方メートル未満の建物は、大手住宅メーカーにパネル設置を義務付ける。家庭部門の温室効果ガス排出量を削減するのが狙い。
採決では自民党のみ反対した。同党の柴崎幹男都議は、太陽光発電は推進の立場だとした上で「明確な答弁がなく都民の理解が得られていない」と反対理由を述べた。