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2022.12.13 06:26

ロシア核指針「早急な行動せず」 ペスコフ報道官、先制使用巡り

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 ロシアのペスコフ大統領報道官(タス=共同)

 ロシアのプーチン大統領が核兵器先制使用の可能性について検討を示唆したことを巡り、ペスコフ大統領報道官は12日、核に関する国の指針の変更などで「早急な行動を意味するものではない」と記者団に述べた。米国を念頭に「指針を比較し、全体状況の変化を専門家が常に分析している」と説明した。タス通信が伝えた。


 プーチン氏は9日、米国は先制攻撃が可能とし「安全保障確保のため米国案の採用を検討すべきかもしれない」と語った。


 プーチン氏は20年6月に「核抑止力の国家政策指針」に署名。通常兵器による侵略で国家の存立が脅かされた場合などに核使用の可能性があるとしている。(共同)

(c)KYODONEWS

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