2022.12.12 19:05
事業開拓、地方紙9社を表彰 デジタル活用し課題解決
全国の地方新聞社がデジタルを活用した新規の事業計画を競うコンテストの結果が12日に公表され、岩手日報社(盛岡市)や信濃毎日新聞社(長野市)など9社が表彰された。地域の課題解決に加え、収益を確保する狙いがあり、今回で2回目。21社から応募があった。
岩手日報社は、新聞販売店の業務効率化アプリの開発を計画。顧客情報と地図サービス「グーグルマップ」を連動させ、配達ルート作成や配達漏れの確認に活用する。「郵便受けに新聞がたまっている」といった情報も共有し、高齢者の見守りにも役立てる。
信濃毎日新聞社は、販売店網や通信アプリを活用した空き家管理を企画した。