自治体アンテナ店に回復の兆し　２１年度、飲食は遅れる

2022.12.12 16:32

自治体アンテナ店に回復の兆し　２１年度、飲食は遅れる

高知新聞社

　自治体が東京都内に設けたアンテナショップ５９店舗のうち、２０２１年度の売上額が１億円以上だったのは２０年度より一つ多い３０店舗だった。全国の自治体などでつくる地域活性化センターが１２日発表した。新型コロナウイルス禍の外出自粛で落ち込んだ２０年度に比べ、特産品など物販は売り上げが戻りつつあるという。

　ただ郷土料理などを提供する飲食部門はコロナ禍で回復が遅れている。１９年度に飲食部門の売上額が１億円以上だったのは１０店舗あったが、２１年度は１店舗にとどまった。

　店舗ごとの売上総額のトップは、７億円以上１０億円未満の「北海道どさんこプラザ」だった。

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