2022.12.12 15:13
東証反落、終値は58円安 米景気後退の懸念が重荷に
東京証券取引所
週明け12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前週末比58円68銭安の2万7842円33銭。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化による景気後退の懸念が重荷となり、売り注文が優勢となった。一方、外国為替相場の円安ドル高進行を追い風に、輸出関連銘柄が買われて相場を支えた。
TOPIXは4・23ポイント安の1957・33。出来高は約9億2100万株。
前週末9日の米ダウ工業株30種平均は下落した。11月の米卸売物価指数の上昇率が市場予想を上回り、FRBが金融引き締めを長期間続けることで景気後退につながるとの懸念が高まった。