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2022.12.12 13:01

ゼンセン、春闘6%賃上げ要求へ 結成以来、過去最高水準

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 記者会見するUAゼンセンの松浦昭彦会長=12日午前、東京都内

 流通やサービス業などの産業別労働組合(産別)UAゼンセンは12日、2023年の春闘で基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)要求を4%程度とし、定期昇給分を合わせ6%程度の賃上げを求める方針案を発表した。物価高への対応や、他業界よりも低いとする賃金の是正に向け、12年の結成以来、最も高い要求水準を掲げた。


 記者会見した松浦昭彦会長は、日本の賃金水準について「長らく停滞し先進国の中でも立ち遅れている。再浮上が大きな課題だ」と話した。


 UAゼンセンには繊維や食品など多様な業種の労組が加入、22年9月時点の組合員数は約185万人で国内の産別では最多。

(c)KYODONEWS

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