2022.12.09 16:33
景況感4期連続悪化か、日銀短観 大企業製造業
共同通信社は9日、日銀が14日発表する12月の企業短期経済観測調査(短観)に関する民間シンクタンク12社の予想を集計した。代大企業製造業の最近の景況感を示す業況判断指数の平均は9月の前回調査から2ポイント低下のプラス6。予想通りなら4四半期連続の悪化となる。
指数は業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」とした割合を差し引いた数値。プラスは景況感が良いと感じる企業が多いことを示すが、数値が低下すれば景況感の悪化と捉えるのが一般的だ。
ロシアのウクライナ侵攻と円安を受けた原材料やエネルギーの価格高騰が景況感を押し下げると予想するシンクタンクが多い。