息子の死、風化させない　大阪ビル放火殺人１年　高知市の父親手記

2022.12.08 08:29

息子の死、風化させない　大阪ビル放火殺人１年　高知市の父親手記

高知新聞社

高知市の池田康友さんが本紙に寄せた手記。放火事件で次男を失った悲しみ、容疑者への怒り、再発防止への思いを切々とつづっている

　２６人が犠牲になった大阪市のビル放火殺人事件は、今月１７日に発生から１年を迎える。犠牲者の一人で高知市出身の会社員、池田拓民（たくみ）さん＝当時（３０）＝の父、康友さん（５９）がこのほど、「事件を風化させたくない」として手記を本紙に寄せ、「息子の人生の時刻（とき）は、永遠に止まっていることを、とてもつらく、悲しく感じる」などと現在の心境を明かした。
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