2022.12.07 19:13
しつけ教室代表の男性無罪 犬けが、愛護法違反で起訴
しつけのため飼い主から預かった犬にけがを負わせたとして、動物愛護法違反の罪に問われた、愛知県あま市のペットしつけ教室代表の50代男性について、名古屋地裁は7日、「適切な保護を行わなかったとは認められない」として無罪判決を言い渡した。求刑は罰金30万円だった。
判決によると、2020年11月~21年1月に預けていた犬を引き取る際、飼い主がけがに気付いた。犬は凍傷で耳の縁を欠損したほか、尻尾を骨折していた。
棚村治邦裁判官は判決理由で、男性は故意に適切な保護を行わなかったとは言えないとした。