2022.12.07 16:05
海難救助のスペシャリスト新たに 6人が修了式、第3管区海保
特殊救難隊員のシンボル、オレンジ色のベレー帽をかぶり、整列する新人隊員=7日午前、横浜市の第3管区海上保安本部
第3管区海上保安本部(横浜)は7日、海難救助のスペシャリスト集団「特殊救難隊」に加わる新人隊員6人の修了式を開いた。国内の潜水士や機動救難士ら約200人から選抜され、約7カ月間の厳しい研修を終えた。今後は24時間体制で転覆や火災といった、全国の海難事故で人命救助に当たる。
3管の羽山登志哉本部長が修了証書を手渡し「救助のトップメンバーとしての誇りと自信を持って一人でも多くの命を救ってほしい」と激励した。6人は隊員のシンボルとなるオレンジ色のベレー帽も受け取った。
特殊救難隊は計38人で構成され、羽田特殊救難基地が拠点となる。