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2022.11.28 08:25

高知市の双子、三つ子育児支援が好評 0~2歳対象に無償でサポーター派遣

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育児サポーター=左=の手助けを利用しながら、双子を育てる田中加奈さん=右(高知市内)

育児サポーター=左=の手助けを利用しながら、双子を育てる田中加奈さん=右(高知市内)

 双子、三つ子などの多胎児を育てる家庭を対象に、高知市が「多胎家庭支援事業」に取り組んでいる。0歳から2歳までの間に「育児サポーター」が育児・家事・外出支援を無償で計50時間まで行う。利用者から「家に閉じこもりがちな時期に来てもらい精神的にも助かった」などと好評だ。

「一日ずっとお世話しゆう感じ。この1年、どうやって過ごしていたか分からないぐらい大変だった」

 そう話す同市の田中加奈さん(35)は昨年8月に双子の玲美ちゃん、美宇ちゃんを出産。「気合と、実家や夫の助け」で新生児期は乗り切ったが、夜中に2人が交互に起きて寝不足が続いたり、離乳食を作って食べさせる作業に追われたり。保育園に通う長女の彩乃ちゃん(3)も赤ちゃん返りし、十分遊んであげられないことに悩んだ。

 そんな折、母子手帳を受け取った際に窓口で伝えられた同事業の存在が頭に浮かび、今年4月から利用を始めた。

 育児サポーターは、同市が委託する児童家庭支援センター「高知みその」(同市)で保育士や児童指導員として相談業務に当たっている職員が担当。買い物や病院への付き添い▽2人に離乳食を食べさせる間、彩乃ちゃんと遊んでもらう▽彩乃ちゃんが母親に甘えたい時や離乳食作りの間、2人を見てもらう―などの手助けを受けてきた。

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