2022.11.22 12:35
鳥インフル殺処分羽数が昨季超え 275万羽、農水省
10月、鳥インフルエンザ感染が確認された岡山県倉敷市の養鶏場で進む殺処分作業(岡山県提供)
農林水産省は22日、鳥インフルエンザによる殺処分対象について、10月28日の北海道と岡山県での発生確認以降、11月22日時点で14事例約275万羽に上っていると発表した。昨シーズン(2021年11月~22年5月)の約189万羽を既に大きく上回った。
野村哲郎農相は同日の閣議後記者会見で「今シーズンは一層の厳重な警戒が必要だ」と述べた。10月に鳥インフルエンザが発生したのは国内で初めて。