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2022.11.15 18:37

セコム、物価高で臨時ベア 改定前倒し、11月から2千円

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 警備大手のセコムが、最近の急激な物価上昇の影響を緩和するため、労働組合に加入する全員の基本給を一律2千円底上げする臨時のベースアップ(ベア)を11月分の給与から実施することが、15日分かった。物価高による社員の生活へのインパクトが無視できないとの判断から、通常は4月に実施する給与改定を一部前倒しする。


 岸田文雄首相は来年の春闘での賃上げを経済界に求めており、経団連も物価上昇に見合うアップに前向きな姿勢を示している。珍しく春闘の前から賃上げの動きが出てきたことで、今後の機運醸成に弾みがつきそうだ。


 セコムは春闘で改めて組合側との交渉に応じる方針。

(c)KYODONEWS

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