2022.11.15 17:36
和歌山のペリカンから鳥インフル アドベンチャーワールドが殺処分
和歌山県は15日、同県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」で飼育するモモイロペリカン1羽の高病原性鳥インフルエンザ感染が確認されたと発表した。家畜伝染病予防法に基づく殺処分対象の家禽には定められていないが、施設は感染拡大防止のため、衰弱が激しいこの1羽を含む計5羽のモモイロペリカンを「安楽殺」したとしている。
同施設では、飼育していたアヒル6羽が死んでいるのが見つかり、遺伝子検査で11日に感染が確認された。これを受け、県は家禽類のダチョウ、エミュー、アヒル、ガチョウの計57羽を殺処分。施設は11日から休園し、他の鳥類の経過観察をしていた。