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2022.11.15 14:29

1票の格差、違憲状態8件目 高裁秋田、各地の判断出そろう

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 参院選の「1票の格差」訴訟の判決で、仙台高裁秋田支部に向かう原告側弁護士ら=15日午後、秋田市

 「1票の格差」が最大3・03倍だった7月の参院選は憲法が求める投票価値の平等に反するとして、秋田県の有権者が選挙無効を求めた訴訟の判決で、仙台高裁秋田支部(見米正裁判長)は15日、「違憲状態」と判断し、請求を棄却した。全国14の高裁・高裁支部に起こされた訴訟計16件の最後の判決で、違憲状態は8件目。


 各地の判決は「違憲」1件(仙台高裁)、「違憲状態」8件、「合憲」7件と分かれた。これで高裁段階の判決は出そろい、最高裁が統一判断を示す見通し。


 7月の参院選では、議員1人当たりの有権者数が最少の福井選挙区と最多の神奈川選挙区との間で3・03倍の格差が生じた。

(c)KYODONEWS

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