2022.11.10 19:29
石油元売り、2社が最高益 9月中間、資源高と円安で
石油元売り大手3社の22年9月中間連結決算
石油元売り大手3社の2022年9月中間連結決算が10日、出そろった。ロシアのウクライナ侵攻を背景とした資源価格の高騰と円安が業績を押し上げ、出光興産とコスモエネルギーホールディングスの売上高と純利益は中間決算として過去最高を更新した。最大手ENEOS(エネオス)ホールディングスは、売上高が前年同期比56・3%増の7兆3940億円と伸び、純利益も17・7%増の2487億円。
出光興産の純利益は96・8%増の2807億円を記録。原油価格上昇で在庫評価益が膨らみ、オーストラリアでの石炭事業も利益を押し上げた。コスモの純利益は82・5%増の948億円だった。