2022.11.10 18:40
住民投票、中絶の権利擁護強まる 環境、大麻は判断割れる
【ロサンゼルス共同】8日の米中間選挙では、さまざまな住民投票も行われた。与党民主党が争点化した人工妊娠中絶の権利を巡る住民投票では、各州で権利擁護の流れが強まった。一方、気候変動対策や娯楽目的の大麻使用については判断が割れた。米メディアが9日までに伝えた。
西部カリフォルニアなどの各州では州憲法を改正して中絶の権利を保障する項目を盛り込むことが支持された。南部ケンタッキー州では中絶権が保障されないことを明確にする州憲法改正案が否決される公算となった。
東部ニューヨーク州では気候変動対策に充てる最大42億ドル(約6150億円)の州債発行案が可決の見込み。