2022.11.09 14:20
比で再びロケット残骸発見 長さ6メートル、中国打ち上げか
回収されたロケットの残骸=8日、フィリピン・ミンドロ島カリンターン(カリンターン市災害対策局提供・共同)
【マニラ共同】フィリピン沿岸警備隊は9日、中部ミンドロ島沖で、長さ約6メートルのロケットの残骸が見つかったと発表した。公開された映像では、残骸の金属片に漢字が印字されており、中国が打ち上げたとみられる。フィリピンでは同島沖で8月に中国のロケットの残骸が見つかっており、中国での頻繁な打ち上げが直撃事故を招くリスクが懸念されている。
残骸は6日に漁業者が発見し、海岸に運んだという。
中国側は4日、独自の宇宙ステーション関連施設の打ち上げに使ったロケットの残骸が同日大気圏に再突入し、海に落下したと発表した。「大部分が燃え尽きた」と主張していた。