2022.11.05 18:10
中間選挙、民主と共和の舌戦過熱 上院多数派へ全力、オバマ氏投入
米中間選挙の応援演説を行うオバマ元米大統領=2日、西部アリゾナ州(ゲッティ=共同)
【ワシントン共同】米中間選挙は5日、投開票日の8日を前に最後の週末を迎えた。有権者が記録的な物価高騰に再び目を向け、経済を巡る民主、共和の舌戦が過熱。両党は支持獲得へ追い込みを図る。下院選は共和党が優勢を維持し、上院選は数州の勝敗が多数派の行方を握る激戦。最終盤で苦しむ民主党は、人気が高いオバマ元大統領も投入、上院死守へ全力を挙げる。
民主党のバイデン大統領は4日「上院多数派を保てる。下院も勝機がある」と強気を見せた。共和党下院トップのマッカーシー院内総務は「バイデン氏はろくでもない政策を取り、インフレを含めてあらゆる問題を解決できていない」と批判した。