2022.11.05 06:34
G7、インフラ支援調整 ウクライナ国民の越冬課題
【ミュンスター共同】ドイツ西部ミュンスターで4日閉幕したG7外相会合は、ウクライナのエネルギーや水道に関するインフラの復旧や耐久性強化の支援を調整する仕組みの設置を決めた。ロシアがインフラを狙った攻撃を繰り返す中、国民の越冬支援が喫緊の課題となっている。
議長国ドイツのベーアボック外相は閉幕後の記者会見で「ロシアはウクライナ国民を寒さと暗闇の中に置こうとしており、やめさせなければならない。寒い冬を生き延びてもらう」と強調。
ブリンケン米国務長官は、新たに設置する仕組みは、ウクライナの需要に応じて軍事支援を各国で調整している仕組みに類するものだと説明した。