2022.11.04 05:47
NY株4日続落、146ドル安 米金融引き締め長期化警戒
【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4日続落し、前日比146・51ドル安の3万2001・25ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め政策が長期化するとの警戒感から、リスク回避の売り注文が優勢となった。
米長期金利が上昇し割高感が強まったIT株が売られたのが相場全体の足を引っ張り、下げ幅は一時420ドルを超えた。売り一巡後は、FRBが重視する米雇用統計の発表を4日に控えて買いが入り、下げ幅を縮めた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も4日続落し、181・86ポイント安の1万0342・94。