2022.11.04 01:15
G7、ウクライナの越冬を支援 ロシアにインフラ攻撃停止要求
4日、ドイツ・ミュンスターで会合に臨むG7外相ら。左から2人目が林芳正外相(AP=共同)
【ミュンスター共同】ドイツ西部ミュンスターで開かれたG7外相会合は4日、ロシアに対しウクライナ侵攻を直ちに停止するよう要求し、ウクライナが厳しい冬を乗り越えられるよう支援することを盛り込んだ共同声明を発表、2日間の日程を終えて閉幕した。北朝鮮の弾道ミサイルの発射を強く非難。台湾海峡の平和と安定の重要性を強調し、中国と台湾の両岸問題に関する平和的解決を促した。
ウクライナでは火力発電所などエネルギー施設がロシア軍に攻撃され、停電や断水で市民生活に影響が出ている。共同声明は、ウクライナのインフラの修理や防衛に関する支援を調整する仕組みを確立すると表明した。