2022.11.03 17:18
円相場、147円台前半 アジア市場
【シンガポール共同】3日午後のアジアの外国為替市場で、円相場は1ドル=147円台前半から後半にかけて取引された。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が記者会見で、物価高の抑制を優先して積極的な利上げを続ける姿勢を示し、一時147円台後半までドルが買い戻されたが、投資家の持ち高調整により円が上昇した。
三井住友銀行(在シンガポール)の阿部良太エコノミストは「FRBの発表前後は大きく動いたが、おおむね市場の予想通りで、積極的に投資家が動く要素がなかった」と語った。