2022.11.02 18:19
東京円上昇、147円台前半 日米金利差の縮小意識
2日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台前半に上昇した。米長期金利の低下を受け、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢だった。日銀の黒田東彦総裁の発言も流れを後押しした。連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、相場変動のリスクを回避するための持ち高調整でドルを売る動きもあった。
午後5時現在は前日比59銭円高ドル安の1ドル=147円33~35銭。ユーロは1円24銭円高ユーロ安の1ユーロ=145円63~67銭。
黒田氏は衆院財務金融委員会で、2%の物価安定目標の実現が見通せた場合、大規模金融緩和を見直す可能性があると発言した。