2022.11.01 12:59
香川の養鶏場で鳥インフル 今季3例目、4万羽を殺処分へ
高病原性鳥インフルエンザが確認された養鶏場の殺処分作業=1日午前、香川県観音寺市(同県提供)
香川県観音寺市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザ疑いの事例について県は1日、遺伝子検査の結果、感染が確認されたと明らかにした。県はこの養鶏場の鶏約4万羽を殺処分するなどの防疫措置を行う。国内の養鶏場で鳥インフルが確認されるのは今季3例目。
県によると、殺処分は3日午前に終える見通し。この他、養鶏場の半径3キロ圏内で飼育されている計約87万羽の移動を制限し、3~10キロ圏内の計約344万羽の区域外搬出を制限する。池田豊人知事と野中厚農林水産副大臣はオンラインで対応を協議。池田知事は「被害を最小限に食い止められるよう支援をお願いしたい」と述べた。